デッキリストで振り返るミッドレンジハンター【旧神~ヴドゥ祭】
今回は、ミッドレンジハンターの歴史をデッキリストを見ながら振り返る記事です!
現在の環境で目にすることの多いデッキといえば、ミッドレンジハンターでしょう。
某H〇Replayでの使用率も2/21現在、圧倒的1位です。
日本でもラスカルさんがミッドレンジハンターでレジェンド1位に到達され、直後にデッキガイドを公開された事でも盛り上がりを見せました。
成し遂げたあああああああああ!!!!!
— ラスカル (@rascal111111) February 12, 2019
うわあああああああああああああああ!!!! pic.twitter.com/BeiTl52yjc
1位を獲得したミッドレンジハンターのデッキガイドを書いてみました。
— ラスカル (@rascal111111) February 16, 2019
ハンターを使い慣れていない人にも是非使ってもらえればと思います。
はてなブログに投稿しました
【デッキガイド】ミッドレンジハンター - rascalのHS学習帳 https://t.co/CdekJCZmdD #はてなブログ
そんなミッドレンジハンターは非常に歴史の長いデッキです。
私が探した限りでは、5年前のデッキがHearhPwnにありました。
↑画像は最新のコストになっていますが、
・当時ナイフジャグラーは3/2
・鉄嘴のフクロウは2マナ
・ティンクマスター・オーバースパークは2/2で対象が選択できた
・猟犬を放て!は2マナ
・飢えたハゲタカは2/2/1
・リロイ・ジェンキンスは4マナ
と、大暴れしていた事がよくわかります。(ナーフの漏れがあったら教えてください
ハースストーンの最初期からずーっとハンターを支えているデッキなんです!
「ミッドレンジハンターってずっと存在しているし、リストを振り返ったら面白いのでは…?
と思い今回の記事を書きました。
という事で、スタンダードが導入された旧神のささやき以降のミッドレンジハンターの歴史を振り返っていきます!
- 旧神のささやき環境
- ワンナイト・イン・カラザン環境
- 仁義なきガジェッツアン環境
- 大魔境ウンゴロ環境
- 凍てつく玉座の騎士団環境
- コボルトと秘宝の迷宮環境
- 妖の森ウイッチウッド環境
- 博士のメカメカ大作戦環境
- 天下一ヴドゥ祭環境
- おわりに
旧神のささやき環境
1・2マナミニオンに当時のカードプールが現れてます。
炎魔コウモリは2/3や3/3とトレードができる可能性がある点が魅力でした。
この時のミッドレンジハンターは、荒野の呼び声がとにかく強かった!
8マナになったらとりあえず荒野の呼び声を打つのが一番強いと言われるほど、1枚で何でも出来るカードでした。
また、
・必要な魔素が安い
・トレードを重視しながらもフェイスプランに切り替える必要もあり、基本が学べる
という立ち位置も当時から変わりません。
Tier2が定位置のデッキでした。
ワンナイト・イン・カラザン環境
パワーの高い、
・やさしいおばあちゃん
・帽子から猫
が追加され、どちらも定番カードとなります。
また、バーンズも採用されシナジーのある炎の王ラグナロスやシルヴァナス・ウインドランナーが採用された重めの構築もありました。
カラザン前半ではTier2の位置をキープしていましたが、10月に荒野の呼び声が9マナにナーフされてしまいます。以降は一気に見なくなりました。
そしてハンター自体が長い低迷期に…
仁義なきガジェッツアン環境
この頃のミッドレンジハンターを憶えている方はあまりいないのではないでしょうか。
海賊パッチーズが追加された事でウォリアーやシャーマンは過去最強のアグロデッキになる中、ハンターは海賊シナジーが活かせず環境についていけませんでした。
リストを探すことも難しく、Tier4にちらっと載っている程度でした。
ガジェッツアンで追加された、ネズミ軍団は強力なカードで猟犬使いと相性も良く採用されました。
パトコドーも当初期待されていたのですが、雄叫びを活かしづらく活躍は出来ませんでした。
大魔境ウンゴロ環境
強力カード放電レイザーモーが追加され、少し息を吹き返しました。相性の良い野良猫も同時に採用され始めました。
海賊を食べる蟹こと、ゴラッカ・クローラー
マーロックを食べる蟹こと飢えた蟹
に獣シナジーがあり、雄叫びが決まれば勝てる事も追い風に。
ただ、当時のアグロ(海賊ウォリアー、アグロドルイド、マーロックパラディン)に盤面を取られると巻き返しが難しく、Tier2~Tier3の立ち位置でした。
凍てつく玉座の騎士団環境
サメグマとDKレクサーが追加。
特にサメグマは、ドルイドとメイジ相手に非常に強力なカードで重宝されました。
前半のドルイド1強環境ではあまり活躍できませんでしたが、ナーフ後はテンポローグと並びアグロ・ミッドレンジ系デッキとしてトップデッキの仲間入りをしました。
当時はDK非採用のリストが主流でした。
コボルトと秘宝の迷宮環境
どうしても欲しかった1/1/3の獣ダイアモールや、待望の軽い武器キャンドルショットなど、薄かった1マナが大幅に強化。海賊シナジーを活かして、デッキもより軽い構築となっています。
ただ、環境での存在感は薄く呪文石やローグデラーを活かしたスペルハンターがより活躍していました。ミッドレンジハンターとしてはメタ外。
妖の森ウイッチウッド環境
ウイッチウッドでは、ミッドレンジハンターに入るような新カードの追加はありませんでした。
DKレクサーや側面攻撃がほとんどの構築に入るようになった一方で、秘策と呪文石の採用など様々なバリエーションがありました。
しかし、奇数・偶数デッキやトークン・挑発ドルイドにはデッキパワーで劣りメタ外のデッキでした。
ハンターのデッキでは、エッグハンター(断末魔ハンター)や招集ハンターが目立っていた印象です。
そんな中、7月末に行われたHCT TokyoではHinaya選手がミッドレンジハンターを持ち込み優勝したのが非常に印象的でした。
博士のメカメカ大作戦環境
メカメカ環境においても、ミッドレンジハンターに追加できるような新カードは無く、メタ外のデッキでした。
バリエーションとして、実験体9号をドローソースとして採用した秘策ハンターが結果を残し一時期話題となりました。
ハンターとしては、断末魔ハンターが安定して強かった環境でした。
天下一ヴドゥ祭環境
汎用性の高いスプリングポーと、ハンター待望のドローカードご主人様の呼び出しが追加され、一気に強化。
ご主人様の呼び出しが採用になった事で、必ず採用されていた猟犬使いは構築から外れてしまいます。
呪文石ナーフ前は秘策ハンターが優先されていましたが、現在はミッドレンジハンターが大多数を占めます。2/28からの選手権でもミッドレンジハンターの活躍に期待ですね!
おわりに
いかがでしたでしょうか?
歴史を振り返っていくと、
・盤面の取り合いに強いカード(軽い武器や側面攻撃など)が少しずつ追加されている
・DKレクサーにより、勝てなかったコントロールデッキに勝てるようになった
・そしてハンター最大の弱点であった、ドロー不足が解消された
事で徐々にミッドレンジハンターの弱点が解消されている事が分かります。
まとめていて、レクサー君がこつこつ積み重ねていた努力が遂に報われたような気持ちになりました。
約3年を振り返りましたが、今が間違いなくミッドレンジハンターの全盛期です!
魔素も安く初心者オススメデッキながら、構築もプレイングも非常に奥深いこのデッキ、是非使ってみませんか?
Midrange Hunter アーカイブ | BeerBrick Hearthstone←beerbrick様のミッドレンジハンターのページ
ナーフ後だけでも10個リストがありました。リストを見比べるだけでも楽しいですよ!
最後までお読みいただきありがとうございました!
P.S.
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